アルティメット・パウンドナノーネ!
今回は、Vジャンプ3月特大号付録の「古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド」の考察です。
古代の機械と言えば、ストラクチャーデッキRー機械竜叛乱ー、レンジング・テンペストで強化されました。機械竜型だったり、融合召喚型だったり、様々なタイプがあります。
このカードも古代の機械の新しい可能性を見せてくれるカードです。
古代の機械巨人ーアルティメット・パウンド
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):このカードの攻撃でモンスターを破壊した時、手札から機械族モンスター1体を捨てて発動できる。このカードは続けて攻撃できる。この効果は1ターンに2度まで使用できる。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「融合」1枚を手札に加え、自分の墓地からこのカード以外の「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで手札に加える。
貫通効果と手札を捨てて合計3回まで連続攻撃、戦闘効果破壊時にデッキから融合をサーチと墓地から「アンティーク・ギア」モンスターをサルベージ。
純粋な攻撃力と後続のアンティーク・ギアの展開サポートをします。
※名前が長いので、この後から古代の機械巨人-アルティメット・パウンド = アルパンで統一します。
考察
特殊召喚方法
特殊召喚はできませんが、古代の機械射出機と古代の機械魔神からなら特殊召喚可能です。”召喚条件を無視して特殊召喚する。”テキストです。
古代の機械射出機
通常魔法
「古代の機械射出機」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、自分フィールドに「古代の歯車トークン」(機械族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
こちらを使えば、1ターン目から特殊召喚して攻撃することができます。
さらに、歯車街と組み合わせれば、古代の機械熱核竜と並べて特殊召喚できるので、攻撃力3000のモンスター2体で攻撃できます。
攻撃的なデッキにするのであれば、こちらの特殊召喚方法が、オススメです。
古代の機械魔神
融合・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1000/守1800
「アンティーク・ギア」モンスター×2
「古代の機械魔神」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは他のカードの効果を受けない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。相手に1000ダメージを与える。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
古代の機械射出機と違って、この融合モンスターは受け身です。戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に特殊召喚します。
どちらかと言えば、相手ターンに壁として立っていたこのモンスターから特殊召喚するイメージですね。攻撃力3000が出てくるとわかっていると、相手も攻撃をためらいます。
連続攻撃からのワンキル
個人的に一番狙いたいのは、ワンキルです。
相手にモンスターがいないと、連続攻撃できないですし、貫通効果を持っていても攻撃力3000なので1体でも攻守1000以上のモンスターがいるとワンキル失敗します。
と心配してませんか?
大丈夫です。だって、機械族ですから。
機械族の伝統品、リミッター解除を使いましょう。
速攻魔法(制限カード)
(1):自分フィールドの全ての機械族モンスターの攻撃力は、ターン終了時まで倍になる。この効果が適用されているモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
このカードを使えば、攻撃力を倍にできます。つまり、攻撃力6000の3回攻撃=合計18000ダメージです。
このカードだけでは不安なので、デーモンの斧を追加しましょう。巨大化と言いたいですが、ライフを減らす手間があるので採用しません。
装備魔法
(1):装備モンスターの攻撃力は1000アップする。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた時、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。このカードをデッキの一番上に戻す。
+1000で攻撃力4000の3回攻撃 = 合計12000ダメージです。
相手モンスター3体合計して攻守3000以上ないと防げないので、これで勝てるでしょう!
プラス、相手の場にモンスターが3体いないとダメなので、おジャマトリオの出番です。
通常罠
相手フィールド上に「おジャマトークン」(獣族・光・星2・攻0/守1000)を 3体守備表示で特殊召喚する(生け贄召喚のための生け贄にはできない)。「おジャマトークン」が破壊された時、このトークンのコントローラーは1体につき300ポイントダメージを受ける。
ちょうど守備力1000で破壊時に300ポイントダメージもあります。このコンボで勝ち確定です。
あとは、連続攻撃をするための手札コストです。
古代の機械飛竜と古代の機械箱コンボを使います。
古代の機械飛竜
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1700/守1200
「古代の機械飛竜」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「古代の機械飛竜」以外の「アンティーク・ギア」カード1枚を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はカードをセットできない。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果を発動できない。
召喚時に「アンティーク・ギア」をサーチする効果を持っています。これで古代の機械箱をサーチします。
古代の機械箱
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
「古代の機械箱」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法でデッキ・墓地から手札に加わった場合に発動できる。「古代の機械箱」以外の攻撃力または守備力が500の 機械族・地属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
サーチされた時に、「古代の機械箱」以外の攻撃力か守備力が500の機械族・地属性モンスターをサーチします。
これで捨てるカードを2枚準備できました。あとは、アルパンで3回攻撃するだけですね(笑)
というふうに、ワンキルデッキが作れます。初めたばかりの人にも簡単です。インスタントラーメン並みの早さで作れますね(笑)
ここまでで紹介した古代の機械飛竜、古代の機械箱、古代の機械射出機、歯車街、リミッター解除は、ストラクチャーデッキRー機械竜叛乱ーに収録されています。
融合サーチとサルベージ効果について
3つ目の効果です。この効果を主に使うとしたら、戦闘で使うというよりもサポートに回すほうが安定します。
融合召喚は、手札消費が激しいです。中でも古代の機械混沌巨人の融合素材は、「アンティーク・ギア」モンスター x 4 です。
アルパンの破壊時に、2枚手札を増やすことができます。さらに、墓地から回収するモンスターを古代の機械飛竜にすれば、実質3枚の手札を増やせます。先ほど、紹介した方法なら4枚ですね。
戦闘で使うよりもサポートとして使ったほうが、活躍します。
公式動画
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アルパンを使ったワンキルデッキは、非常に楽しそうです。僕もVジャンプを3冊買って作ります。
クロノス先生のデッキで恩返しデュエルナノーネ!